新世紀の教育問題について
2002年に新学習指導要領が導入され新しい教育が始まっていきます。今年のこの1年間はその準備期間として重要な位置づけになってくると考えております。町村文部科学大臣は21世紀教育新生プランの基本的な考え方のなかで現在の教育の現場や課題に触れ新世紀が始まる本年を「教育新生元年」と位置づけ、「スピーディーな改革が現在の教育に求められそれを実行していくことが大切である」といわれております。
2002年に学校週5日制が始まります。今までとは違って子供達は土曜、日曜の2日間をどのようにすごしていくのかが大切な問題となってきます。また、昨今、メディアの報道は三文週刊誌並に興味本位の報道が多く、少なからず世論を誘導しメディアが思う方向に世論を形成してしまう事が多いように感じます。また、現在のマスコミ資質の問題についても議論がされています。そこで今回私は、「メディア・リテラシー教育の導入」を提案したいと思います。「メディア・リテラシー」とは日本語でわかりやすく表現しいたしますとメディアを活用する能力の開発またはメディアを操る能力という表現になってくると思います。
「メディア・リテラシー」の定義を述べますと、非常に幅広く今回の質問の許された時間内ではとても説明しきれませんので今回は、一部分の説明になることをお許しいただきたいと思います。現在の日本におけるメディアの情報の氾濫については一時代前に比べて大変な多くの情報量がメディアを通じた情報として個人に伝えられています。その媒体はテレビであったりインターネット等の情報通信であったり新聞週間紙等の書籍であったりします。こうした大変たくさんの量の情報を正しく認識し有効に活用できるように何が正しいか何が間違っているのか認識できるように、現在の大人も子供もきちんとした学習機会を設けるべきであると私は考えます。学校週5日制に合わせてPTAの仕組みでも結構ですし、生涯学習という仕組みの中でこの「メディア・リテラシー教育」の導入を検討していく考え必要ではないでしょうか。
また学校週5日制に合わせて、今後子供達に対する家庭、地域社会が子供達にどう関わって行くのかが大切な視点になってくると考えています。
つぎにスクールカウンセラーの増員と今後の考え方についてですが、現在通常国会に上程されている平成13年度予算案にスクールカウンセラーの増員が盛り込まれております。その説明では現在2250校に配置されているスクールカウンセラーが新年度から1500校増員し全国3750校にスクールカウンセラーが配置されるというものであります。
学区制度の見直しと今後の方向性について
本市においては数年前からいじめの問題や不登校の問題の対応策として学区にあまりこだわらずに登校できるように緩やかな形に変わりつつあることは認識しておりますが、現在決まっている学区については、通学路の危険性の問題点や通学時間が隣の学校に行った方が近いという問題等様々問題点が出てきているように私は考えます。
そこで、東京都品川区のように学区を廃止し子供たちが学校を自由に選択できるような仕組みを作るのか、それとも市民の皆さんがある程度納得できる枠組みに変更していくのか、そうでなければ現在のままで進んでいくのか、いずれにいたしましても学区審議会を開いて、議論していくことが大切ではないかと私は考えます。
今後の特殊学級の諸問題について
あまりにも生徒数が多く同じ地域に住んでいるのに特殊学級が開設できずに隣の学校まで通っている子供達もおります。本来特殊学級教育というのは同じ地域に住んでいる子供達との普段からの交流が大切である。と私は考えます。生徒数が多い大きな学校ほど、特殊学級が設置される可能性が高いのではないでしょうか、そういった意味でも学区の見直しは必要であると私は考えております。
日本も特殊教育という第一段階から、情緒障害児などの学級という第二段階、そして、籍を普通校に置き、通級する第三段階と歴史を追ってきました。しかし、これからは第四段階として、各学校の中に必要に応じて自由に利用できる特別指導室、リソースルームなどの設置と専門教師の配置など、新しい発想が求められてきます。つまり、学力の保健室のようなイメージです。また、大切なことは、そうした支援が豊富に準備されていることと、子供自身がそれを選ぶことができるということであると言われております。もちろんスクールサイコロジストやスクールカウンセラーなどの養成など、重要な課題もあります。
今後の学校においては特殊学級の幅広い認識を持った運営が必要になってくると思います。
校舎リニューアル調査について
本市における各学校の建設年次を調べてみますとそのほとんどが建設してから20年以上が経過し、30年以上の建物を見てみると中学校で7校小学校で9校が対象になります。現在のような厳しい財政状況のなかでは簡単に立て直すことはできないということが現状でありましょう。そこでリニューアルの計画をしっかりと立てていくことは大切であると考えますし、わが党が推進している学校トイレの改築も含めた形でのリニューアル計画をしっかりと立てて欲しいと思います。
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